人の温かみに涙が出そうになった話
ついこの間の話。
電車でぐるっと2時間くらいかかるところまで病院に通ってるんですが。
そのついでに、銀行の口座を作りに行きました。
私が今住んでる地域には支店がないので。
銀行に行くと、印鑑が必要だと。
確かにそうだわ!そうだけどその日持ってきてなかった\(^o^)/
諦めかけましたが、印鑑ってすぐ作ってもらえることを母親から聞いたので印鑑屋さんを探しました。
グーグ○マップで調べ、一番近いところへ。
あれ、無いぞ。
多分潰れてた\(^o^)/
次に近いところ…真逆でしたけど、なんとか歩いて行ける距離。
15分くらい歩いて到着。
古い小さな印鑑屋さん。
おじいちゃん「いらっしゃい」
僕「印鑑探してるんですけど…○○っていうんですけど…」
おじいちゃん「○○??多分あると思うばってねぇ~~~」
と言いながら山積みにされた印鑑の中から探す。
僕と二人で手分けして探す。
山盛りになった印鑑から探すのめっちゃきついかったwww
なかなか見当たらず
印鑑屋のおじいちゃんが紙を取り出して
おじいちゃん「これにね、ここにある印鑑の一覧のあっとばってね。多分あると思うとばって」
僕「それ先に見て下さいよwwwwwwwwwwww」
おじいちゃん「あはwwwそうやったねwwwあ、無かばいwww」
僕「無いんですかwww作ってもらえるんですか??」
おじいちゃん「頑張っても明日やね」
僕「すぐできる印鑑屋さんってなかです?」
おじいちゃん「あるよぉ!!でも、忙しくなかったら作ってくれるやろうけど…どうかなぁ…忙しか時のあるけんねぇ…」
僕「どこですかー??」
おじいちゃん「△△っていうとけどね、今から電話してみっけん!!」
電話してくれた。
友達らしい。
電話した結果、作ってくれることに!
ヽ(=´▽`=)ノ
僕「ありがとうございます!!!」
とお礼を言ってお店を出ました。
作ってくれてる印鑑屋さんに向かうとあと5分でできると言われました。
めっちゃ早いやん!!!!!!!
僕「印鑑屋さんって最近減ってきてるんですか?」
印鑑屋のおっちゃん「そうですねぇ。最近はインターネットとかで買う人が増えましたからねぇ」
僕「あぁそうですよねぇ。」
印鑑屋のおっちゃん「でも役所に提出する書類とかあるでしょ。そういう時必要だからすぐ作ってくれーって結構来るんですよ~」
僕「ほえ~~大変ですね」
印鑑屋のおっちゃん「私脱サラして印鑑屋になったんですよ~~」
僕「えぇ!!すごい勇気いったんじゃないんですか?」
印鑑屋のおっちゃん「いやぁトラックの運転手しよったとですけどね、子供が親の職業聞かれた時に「トラックの運転手」っていうより「ハンコ屋さん」って言う方がかっこいいって言うもんですけんね…」
僕「へぇ~(そうか?w昔はそうやったんかなww)」
印鑑屋のおっちゃん「私はこの仕事してよかったって思うことが多かったですよ。ビルも建てましたしね。」
僕「へえ~すごかですね~(めっちゃ儲かるんや!!!)」
と、印鑑屋さんの話を聞いてるうちにあっという間に完成。
1000円と安い。
本当に感謝しかなかった!!!
また昼から印鑑作らなきゃって言ってた。忙しいのに優先してくれたんだなぁ~と。
印鑑を受け取ってから、電話して頼んでくれた印鑑屋のおじいちゃんにもう一回会いに行って、もう一回お礼伝えておいた。
僕「なんかあったらまたきますね!!」と。
僕の苗字置いてないから、あまり来ること無いかもしれんけどww
なんだっけ、実印??わかんないけどまた作る機会があったら頼もうかなと思ってますw
そんなこんなで、印鑑屋さんに助けられながら、銀行の口座を作ることができました~ぱちぱち。
なんかこう。
もの提供するだけじゃないなって思いました(∵)
人とのつながりやなって(∵)
勝手に感じてたよ(∵)
僕もいい人になろう。